マジコンとか

 ついにマジコンが提訴されてしまった。
ゲームがネットでDLできるようになるとお手軽だし、さらに無料であればユーザーはお金を支払ってゲームを買うことを
しなくなるだろう。
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 かといって昔のマジコンはそんなに敷居の低いものでは無かった。
マジコン使用時にはゲーム機本体の改造が必要だったり、海外のサイトから起動用プログラムをDLしたりと
ある程度の技術力(と多少の語学力)を必要とするものだった。
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 最近のマジコンは最新の起動用プログラムがDLされた状態で販売されておりネット環境が
あればスキルフリーでゲームが遊べる。つまり誰でもソフト1本分の初期投資をすれば
手軽に使える状況ができあがってしまったのが問題なのかも。
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 ゲームをちょこっと遊ぶには、こういうツールの存在はありがたい。
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 もしもやってみたいゲームが同時期に複数発売される場合、どちらを購入するか非常に迷う。
全部買うほどお金も時間もないし、かといって外れゲームを買ってしまった時のリスクがある。
マジコンがあればこういったリスクを回避することができる。
(購入前にゲームレビューとかネットで評判確認してるんだけどねぃ。)
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 話はズレるが、ユーザーがリスクを回避できるよう通常のゲームも体験版をDLして遊べるようにしてはどうか。
現にPCの場合、スタンドアローンでプレイするパッケージでもネットで体験版を配信しており、
「ここまではプレイできるが続きをやりたければ現品を購入して下さい。」というスタイルだ。
もちろん製品買ったら、体験版で途中までプレイした続きからプレイできる。
メーカーにとっては、販促効果も期待できると思う。
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 いっそ携帯用コンテンツの有料配信のように製品もネットで有料配信してしまえば良いのではないか。
配信するときに情報を暗号化し、復号用の鍵をDL毎に作成して一対一に対応させればコピーは防げる。
(と思う。)暗号なので解読に時間がかかりコピーが広まるスピードは格段に下がる。
このため、(1)コピーの労力と(2)手っとり早く購入の選択は(2)に軍配が上がることになるだろう。。
(こういう事って誰かが思いつくはずなので、できないならできないなりの理由があるんだろうな。)
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 さて、マジコンが提訴された直後にネットの販売サイト見てたら販売価格がUPしていた。(2倍近く高騰。)
マジコンはユーザが増えてもまだまだ売り手市場のようである。
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