汗だくビール

 会社の人でトレーニングに詳しい人がいて、筋肉つけるには体重も重要なんだそうな。
 今日は意識してたくさん食べてからジムへ。そこでサウナに入った話です。
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 トレーニングは程よい疲労を感じて帰ることになったがその前にサウナへ。
そこでほどよく汗をかいたころにおじいちゃんが入室されたわけですよ。さらにこのおじいちゃん、
初対面の当方に話しかけて来てですねーしゃべるしゃべる。当方は聞き役に徹した。その内容を要約すると。
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 中国餃子やら低所得層への住宅ローン用として貸し出した金利をあてにした信用力の低いファンドが
回収見込みの観点から問題になっている話とかなにやら今後どうなるかわけのわからん時代になってきたの〜。
(当方:サブプライムローンね。俺の何倍も人生経験されてそうな御仁だが現代はまさに混沌の時代ということですか。)

 自動車のT社は世界一になったというが国内だけでなく海外にも資産を分散させることによって。。
(当方:円の信用力が落ちたとしても企業ぐるみでリスクヘッジが可能ということですね)

 昔のポルトガルはブラジルと取引してたがブラジルは輸出品の生産に低賃金の奴隷を用いることによって収益をあげていた。
ポルトガルが滅びた後もブラジルの支配層は裕福な暮らしをしていたがスペインが攻めてきた。
(当方:世界史にはとんと疎い当方ですがそうなんですか。国家規模の搾取の歴史は昔からあったのですね。)

 南米にはフジモリさんが(アルベルト-フジモリ)いたペルーとかあるけど、あそこには地上絵があってね有名なんだよ。
さらに空中都市マチュピチュというのがあって、山の上に石だたみの町があって一万人くらいの人が住んでいたらしいんだ。
さらに山の上に水が沸いておりそこから生活用水を得ていたみたいなんだ。今でも詳しいことはわかってないんだけどね。
(当方:インカ帝国とかそういう話ですね。建築技術や天文学にも精通し高度な科学力を持っていたらしいですな。)

 (中略)

昔はスペインが攻めていって戦争があったんだけど今はスペインも被害にあった各国も仲良くやっていけてるよね。
それに対して日本は今でも隣国から昔のことを侵略者としてあつかわれるね。
日本国内だって北海道をアイヌの人たちに返却してないし、沖縄だって本土VS沖縄で昔は対立があったんだよ。
昔、沖縄に何回も出張に行って現地の人とご飯食べて飲みに行くと夜になって必ずその話をされてつらかった〜
(当方:俺は今つらい。サウナなので暑い。そろそろ出たいが。。)

という流れで延々話を聞いているうちに、閉店時間になったのでなんとか話を打ち切ることができた。
WW2世代のおじいちゃんはハキハキしていて元気だな〜。世界が混沌状態になっていてもご長寿をと思う。
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今まで生きてきて一番長時間サウナですごした。ずいぶん汗かいたがその分ビールがおいしかった。
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