続いただきストリートDS

 発売はスクエニ、今回は真理男など某天堂のキャラクターを多数出演させ、ゲームの
コンセプトはそのままにイメージを一新させたこのゲームは、DQシリーズのマップとサウンド
適用され、20年前にこのRPGに夢中になった世代としては懐かしさがこみ上げる。
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 以下ゲーム内容メモ:
ゲームの勝敗は目標資産額を一番最初にクリアし、スタート地点(銀行)に戻った時に
決まる。資産を増額する方法は主に2つ。店舗と株式の保有がある。
 店舗は初期金額が決まっており、店舗のマスに他のプレイヤーが止まった時
「買い物料」と称する収入がある。買い物料は店舗に「増資」を行い店舗の価値を上げることで
引き上げることが可能。ただしこの増資額には限界があるため無限に店舗の価値を上げることは
できない。ただし、店舗エリア(マップに4店舗分づつ区切られた区域)の株価を上げることにより
増資額の限界を上げることができるようだ。
 一方株式は、プレイヤーがマップを1週してスタートに戻ってきた時、保有分と株価に応じた
収入が入る。株価を上昇させるためには、株式の購入数を上げれば良い。株価を上げるための
もう一つの方法として、店舗エリアの店舗に増資を行うことがある。
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 以上のことから、ゲーム内容は1.店舗の購入(売却)、2.店舗への増資 3.株式の購入の
3つ(主に2と3の2つ)をバランスよく、残資金を考えながら行うことにより持ち資産を高めていく
ことにある。
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興味深いのは、株式のみの大量保有や、店舗数の大量保持など何か一つだけ秀でていても
優勝は困難であるということだ。
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 保有株価が上昇しても自分とトップのプレイヤーが同じ株を保有している場合、実質的な
資産の差額はほとんど縮まらない。(ゲームの設定上保有株数は〜数百株程度。この辺
よく調整されており、保有株数の多寡のみがゲームの優位差に依存しないようになっている。)
したがって株の購入銘柄と保有数は他のプレイヤーの保有状況を考慮して行う必要がある。
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 店舗の保有に関しても保有数が少なければ、持ち金を全ての店舗の増資に当てることができる。
しかしこれは他のプレイヤーからの「買い物料」の徴収回数が減ることになるだけでなく、
他のプレイヤーの店舗数が多くなるため、自分の「買い物料」の支出が多くなってしまう。
逆に店舗数を多くすると「買い物料」の収入機会は増えるが、すべての店舗に増資がゆき届かない
ため1店舗あたりの「買い物料」が低下してしまう。同時に店舗の資産価値が低いと他者から
買い取られてしまう危険がある。
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という奥深いゲームだということがわかった。
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