WBS

 ゲーム機開発の話。
 「ゲームの敷居が高くなったために消費者のゲーム離れが進んでいる。
 誰でもできて入りやすく、ゲームの枠にとらわれない内容で開発を進める。」
任天堂)という内容であったと思う。”ゲームの敷居が高くなった”というのは
 ・長編RPGの続編を初期から触れていないユーザが入りにくい
 ・格闘技ゲームの入力や直感的にわかりにくい当たり判定システムが更に高度化したためコアなユーザしか受け入れられない。
 などのことだと思うが、開発側のコンセプトがゲーム離れの温床であると言った考え方はどうかと思う。最近のゲーム機の性能向上は消費者に多大なプレイ時間とコストを要求する。コストと購買意欲のバランスがとれているものがどれほどあるのか?ゲームのエンディングを迎える(上達する)に至るまでにはTVに向かう時間だけではなく、ゲームのシステムを理解するための情報収集を長時間強いられるのだ。よほどのマニアで無い限りゲームに生活を占有される事態を受け入れられるはずがないのでは?と思う。。。というわけで手軽に遊べて、情報収集しなくてもそこそこ、うまくなれてその日のうちに終わるゲームが欲しいなと思うのである。